2021年9月11日
ワシントン公演
始まりと終わり。 僕たちはワシントンD.C.のThe Anthemに来ています。ここはこれまでに演奏したことのない会場ですが、非常に素晴らしい会場なのが分かりました。今夜は全米ツアーの最後の公演であり、おそらくCrimsonにとっても最後の全米ツアーになるだろうと聞いています...本当に特別なコンサートですね。
このツアーで7月初旬から一緒に過ごしてきた仲間にさよならです。クルー達とは11月の日本ツアーで再会しますが、トラックやバスの運転手は違います。今回のツアーを成功させるために、みんなが一生懸命、安全に働いてくれて、そして実際そうなりました。
バックステージ、オールドスクール:今回のイベントのユニークなポスターです。ビル・グラハムの時代を思い出させてくれます。
これだけの公演を重ねてなお、セットリストを本番前に研究することに夢中になっています。
感動の一夜。僕は Starless で少し涙を流しました...先頭の心に響くギターの旋律と、残忍な中間部の組み合わせは、Crimsonができることの範囲を例示しています。そして僕は、母国であるこの国のお客さん達にこのような曲を長年にわたって届けることに参加できたことがどれほど特別なことであったかに心を奪われました。
黄色い服を着た女性に気づくと、観客一人一人がいかに素晴らしいキャラクターを持っているか、そして観客がいかに私たちにとって重要であるかを思い知らされます。今年の公演では、これまで以上に、コンサートに来るためには多くの努力と費用、そして安全面での判断が必要となりましたが、そのおかげで、この夜に来てくれる素晴らしい人々に感謝することができます。この音楽は、プレイヤーと観客が共有するための贈り物であり、まさに僕たちが一緒に作り上げたものなのです。
僕はここでJakkoの写真を撮っているわけではありません。これは球体レンズによる歪みです。僕たちは二人ともお客さんの方を向いています。
(今日の一句
仕舞は難し
慣性は直線を好み
生活はカーブを愛す )
公演後は、乾杯して少しおしゃべりをしました。ロバートは、52年間アメリカでCrimsonの公演を続けてきて、もしこれが最後になるとしたら、それは価値のあるものだったと言いました。
私はこの公演に酔いしれていたので、乾杯の時にカメラを取り出しませんでした。僕らしくないですね! しかし、いつも見守ってくれているDave Saltがカメラを手に取り、撮影してくれました。
さて、どこでも一緒に行った後は、みんなそれぞれの方向に向かうことになります。僕は使われなかった写真でサマリーのツアーページを作るかもしれません。でもたいてい家に帰ると、他のことに誘われて(それは「生活」と呼ぶものじゃないかな)、ダイアリーに割ける時間は少なくなります。
いずれにせよ、そのサマリーのページであろうと、日本からの最初のページであろうと、あるいは何か他のものが出てきたとしても、僕はこう言いたいと思います...
"more soon."
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